福祉資格の魅力は

福祉資格のひとつである理学療法士の仕事を細かくみてみると、障害や怪我、老化によって機能しにくくなった身体を回復させるのを目標に、立つ、歩く、曲げる、伸ばすなどの基本的動作となる機能の回復を手助けさせるのが仕事となります。治療後の障害を最小限に抑え、残っている機能を最大限に活用できるようにする役割をもっています。
理学療法士になるには、国家試験に合格しないとなりません。理学療法士養成学校で3年以上学んだり、理学療法関連学部の4年制大学や3年制短大を卒業したりすると試験資格が与えられます。一般問題や臨床心理学などの筆記試験や口述試験、実技試験となります。受験料は1万100円になります。北海道や東京などで受験できますが、詳しくは各地方厚生局や厚生労働省医政局医事課試験免許室国家試験係りにお問い合わせ下さい。
安定した仕事がしたい、人の役にたちたい、就職に有利な資格が欲しいと、さまざまな理由から福祉資格を取得する人が増えています。福祉資格にはいろいろなものがありますが、公的資格のひとつに福祉住環境コーディネーターというのがあります。住環境コーディネーターは、高齢者や障害者に対してバリアフリーの暮らしやすい住環境を提供する仕事ですが、高齢化が進んでいる現在、多くの人材を求めている仕事のひとつです。

介護福祉士は国家資格

福祉資格の中の介護福祉士は介護資格としては唯一の国家資格ですが、大学や短大など国が指定した養成施設を卒業すると、国家試験は不要となります。法整備により1987年に誕生した社会福祉の資格で、介護福祉士の資格を取得することが出来ればまず就職に困ることがないといわれている資格です。
国家資格や民間資格など、福祉資格にはさまざまな種類の資格がありますが、高齢化社会に役立つ仕事として理学療法士や作業療法士、言語聴覚士と、リハビリテーションの手助けをする仕事に就く人も増えています。作業療法士は、障害や老化によって機能に問題のある人を対象にご飯の食べ方や物の持ち方などを教え、機能の回復や維持に努める仕事です。理学療法によって回復した基本的な動作を手芸などで実践的に訓練し、社会復帰の手助けもします。
訪問介護員は、取得した級の違いによって仕事の内容や規定が変わってきます。1級取得者は後輩の指導や利用者とヘルパーとのコーデイネーターなどが出来ます。2級取得者は身体介護や家事の援助、老人施設において身体介護が出来ます。3級取得者は訪問介護をして家事の援助が出来ます。3級は出来る仕事の範囲が少ないので、2級から受講する人が多いようです。
訪問介護員の資格を取得するには、各都道府県や市区町村、専門学校などで養成講習を受講し、規定に基づく研修を終了させます。受ける級によって受講時間や実技内容が変わってきます。訪問介護員の資格を取得するための受講料は、各都道府県によって異なりますので、各実施先へお問い合わせ下さい。

福祉資格には、国家資格や民間資格

福祉資格である福祉住環境コーディネーターは、1級から3級まであり、級によって試験の難易度や内容などが変わってきます。合格率は1級は1%台、2級は40%、3級は50%程度といわれています。1級の試験を受けるには2級の合格者という受験資格がありますが、2級と3級については受験資格は特にありません。受験料は1級10,500円、2級6,300円、3級4,200円となります。
福祉資格である福祉住環境コーディネーターの就職先は、住宅設備メーカーや設計事務所、老人福祉施設や福祉機器メーカーおよびショールーム、建設会社などです。詳しいことは受験場所ともなる、全国各地の商工会議所にお問い合わせ下さい。
福祉住環境コーディネーターの試験内容は3級が少子高齢社会と共生社会への道、健康と自立、ライフスタイルの多様化と住まいなど、2級が高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境、在宅介護での自立支援のあり方、障害別にみた福祉住環境整備など、1級が福祉住環境と福祉住環境コーディネーター1級の役割、高齢者・障害者向け住宅と要介護者向け施設設備、建築図面と伝達手段などで、論述および記述式試験となります。
福祉資格には、国家資格や民間資格、訪問介護や理学療法士など、資格の種類、仕事の内容などさまざまです。自分には何が出来るか、人のためにどんな事が出来るか、どの職種なら続けられるかを考えて、資格を取得しましょう。

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